コラム

【作曲家】ピアノの魔術師・リストの本当の性格とは

作曲家

リストの生涯

本名:フランツ・リスト

リストは1811年のハンガリーに生まれ、父によって幼少時から音楽への才能を認められて10歳になる前に演奏会を行っていました。パリ音楽院へはフランス人でないために入学できず、別の場所で先生に師事して音楽を学びます。そして、19歳で出会ったピアニスト・パガニーニの演奏を見たことで超絶技巧を目指すようになりました。
リストは、アクロバティックな演奏や華麗な作曲を特徴としたピアニスト・作曲家であり、音楽家でありながらアイドルのような立ち位置にいました。
晩年はあまり幸せではなかったと言われており、心疾患・気管支炎・うつ病・白内障など多くの病気に苦悩した作品が残っています。74歳で生涯を終えました。

リストについて

リストは派手な成金趣味?

リストは派手で成金趣味な女好きだったという話は有名ですが、それらはリストの根底にある気遣いが生んだものだとも言われています。例えば、派手で華やかな演奏はライブを見に来た観客を喜ばせるためのエンターテインメントで、芸術性の高い楽曲が本領だったという説もあります。
また成金というからには徹底した金の亡者かと思いきや、芸術家としての矜持から演奏以外で収入を得ることを好まず、弟子には無料で指導を行う一面もありました。

リストと親交のあった作曲家・ショパン

ショパンはリストと同年代の作曲家であり、タイプは真逆であったもののお互いを認め合った音楽家です。ショパンはリストの演奏技術を感心し尊敬していましたが、アクロバティックを求めるあまり繊細さに欠ける面には否定的でした。
性格が合わなかったことで疎遠になった時期もありますが、一時期はショパンの部屋の合鍵を渡していたとも伝えられており、音楽家同士の付き合いだけでなく個人同士としても仲良しでした。

リストの楽曲はやはり派手さが特徴

リストの楽曲と言えば、やはり高等技術を必要とする超絶技巧曲が特徴。装飾や連符が多く、テンポも速めの、聴こえの良い華やかな楽曲です。
また華やかな曲を作るリストらしく、その演奏は相当激しかったと言われます。ピアノは1曲ごとに弦が切れ、鍵盤のハンマーが壊れ、演奏の際ピアノは3台もの用意が必要だったなどとんでもない逸話が残っています。

代表的な作品

愛の夢(楽曲情報:「愛の夢-3つの夜想曲」第3番、変イ長調、1850年)

リストは「ピアノの魔術師」と呼ばれるほど超絶技巧で有名なピアニストで、指が6本あるのではないかとも言われていました。愛の夢はリストの曲の中では大人しく音楽的な楽曲ですが、途中で連符の装飾もあり魅せ場もしっかりともてる楽曲です。
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