コラム

【作曲家】カノンで有名なパッヘルベルの生涯

作曲家

パッヘルベルの生涯

本名:ヨハン・パッヘルベル

パッヘルベルは、1653年神聖ローマ帝国(現在のドイツ)でワイン商の家に生まれました。少年時代に教会聖歌隊の教師から学んだことで音楽の道へ進み始めます。小さいころから学業に優れていて大学に入学したものの経済的な理由で辞めることになり、オルガン奏者として活躍し始めました。パッヘルベルは、当時最高のオルガン奏者として名を馳せ、ヨーロッパ中から招待が来る名演奏家でした。

パッヘルベルについて

パッヘルベルは極めて頭が良かった

300年以上前の作曲家だけに、パッヘルベルに関して性格を示す文献はほぼ残っていませんが、とても頭が良かったという事が伝えられています。
若い頃から音楽と学問の両方に優れていたと言われ、大学は経済的な理由でやめたものの、教授から感動されるほどの学問の才能を持っていたそうです。

パッヘルベルはバッハの兄に音楽を教えた

パッヘルベルのカノンが作られたのは「音楽の父」と呼ばれるバッハが生まれる5年前のことです。パッヘルベルはバッハの兄の音楽家庭教師となり、12年ほど住み込みで作曲からオルガンまでを教えていた時期がありました。バッハはこの兄に音楽の基礎を習っており、「G線上のアリア」にもパッヘルベルのカノンに似た展開が見られることから、パッヘルベルは間接的なバッハの先生であると言えます。

パッヘルベルはクラシック音楽の基礎を作った

パッヘルベルのころは、まだ音楽が宗教的に大きな意味を持つものであり、芸術としての面を持たなかった時代です。パッヘルベルは、当時存在していた様々なジャンルに挑戦したとされています。讃美歌の様式のひとつ・コラールでは新しい形を確立し、のちのバッハに影響を与えるなど、音楽の基礎の基礎を作った人物です。

代表的な作品

カノン(楽曲情報:カノン第1曲「3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ・ニ長調」、ニ長調、1680年)

パッヘルベルは、「パッヘルベルのカノン」として名が残るほど有名なカノンの作曲家です。
シンプルな形式の中に音楽の真理が詰め込まれている楽曲で、まだ音楽が芸術だという概念がなかった時代に作られたとは思えないほど整った楽曲です。パッヘルベル個人の世界感を超えて、ある1つの音楽として自我を持つような、不思議な雰囲気が魅力です。
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